BIOPAC 基礎医学研究システム MRI用アンプ

MRI用脳波アンプ:EEG100C-MRI

MRI用脳波アンプ


MRI用脳波アンプ仕様詳細



EEG100C-MRIは、MRIなどの高磁場環境内で脳波計測を行うことができるようフィルタ回路を加えたアンプです。単極誘導、双極誘導どちらにも対応でき、標準モードに加えα波モードでは8~13Hzのピークを平滑処理して出力することができます。


MECMRI-BIOPLEAD108シリーズなどの金属製ではない電極類とあわせてご利用ください。単極誘導を行う場合は、JUMP100C-MRIを追加してください。

MRI対応皿電極などへ変更することにより、動物の脳波計測にも対応します。


ソフトウェア(AcqKnowledge)と組み合わせることによって、脳波波形からアルファ/ベータ/シータ/デルタ/ガンマなどの特定帯域の抽出や、全帯域における各帯域が占める割合(含有率)の算出などを行なえます。誘発電位に対しては、オンライン加算平均やオフライン加算平均、加算平均に対する潜時や振幅の確認などを容易に行うことができます。



脳波解析のヒントはこちら


■脳波解析


EEGの原波形からEOGのまばたきによるアーチファクトを除去する方法



アルファRMSと周波数(アルファ、ベータ、シータ、デルタ、ガンマ)自動解析方法



自動周波数解析方法



■脳波取込みに必要なシステム構成例

MP160

EEG100C-MRI

LEAD108シリーズ

LE508

MECMRI-BIOP

上記は脳波1chの構成です。

チャンネル数、双極、単極など計測条件により構成品が異なります。





■仕様

利得
×5000,×10000,×20000,×50000
出力選択
標準、α波
出力レンジ
±10V(アナログ)
応答周波数(高域側)
35Hz, 100Hz
応答周波数(低域側)
0.1Hz, 1.0Hz
ノッチフィルタ
50dB除去(50/60Hz)
ノイズ電圧
0.1μV(0.1Hz―35Hz)
入力インピーダンス
2MΩ(差動),1000MΩ(同相)
CMRR
110dB 最小(50/60Hz)
CMIV
±10V(アンプGND),±1500VDC(メインGND)
寸法
40(W)×110(D)×190(H)mm
重量
350g
入力電圧レンジ
Gain  Vin(mV)
5000   ±2
10000  ±1
20000  ±0.5
50000  ±0.2

 
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