BIOPAC 基礎医学研究システム

MP160WSW-ENT[開発者向]

高速データ取込解析システム(Windows用) [開発者向]

MP160WSW-ENTは、高性能データ取込ユニット「MP160」とWindows版「AcqKnowledge」ソフトウェアに加え、開発者様向けにMP160制御用のAPI(BHAPI)とAcqKnowledgeのファイルフォーマット(ACKAPI)がセットになったシステムです。



MP160システムは、インタフェースにイーサネットを採用することにより、高速データ取り込み(最大400K)、LAN上での制御、また多チャンネル取り込みを可能とするマルチシステム対応など、高いパフォーマンスを実現したシステムです。

また、ディファレント・サンプリング機能により、各信号に合わせてサンプリングレートを設定しデータ取り込みが可能で、高品質データを小サイズにて保存でき、ネットワーク上での使用や、データ解析に高効率な作業環境を提供します。



添付のソフトウェアAcqKnowledgeは、ユーザーのあらゆる作業を簡単な操作のみでフルサポートします。リアルタイムビューア、ビデオ同期取り込み、X/Yループ、リアルタイム演算などの多様なビューア機能や、微分、積分、ヒストグラム、デジタルフィルタ、スムージング、ピーク検出などの各種演算や、FFT、AR、DWT、PSDなどの周波数解析など多様な解析機能を備えています。

さらにAcqKnowledge-ENTにはスクリプト版とリアルタイムデータ出力版のライセンスや、BIOPAC Hardware API[BHAPI]、AcqKknowledgeのファイルフォーマット[ACKAPI]が付属します。

AcqKnowledge 画面

AR
FFT       AR

■構成

高性能データ取り込みユニット

AcqKnowledgeソフトウェア(Windows版) [開発者向]

ハードウェア制御用アプリケーションプログラミングインタフェース

AcqKnowledgeファイルフォーマット

高電位トランスデューサモジュール

イーサネットケーブル

電源アダプタ

キャリングケース

■仕様

アナログ入力

チャンネル数:
16チャンネル
入力電圧(FSR):
±10V
A/D変換分解能:
16ビット
確度:
±0.003% (FSRに対し)
入力インピーダンス:
1.0MΩ

アナログ出力

チャンネル数:
2チャンネル
出力電圧(FSR):
±10V
D/A変換分解能:
16ビット
確度:
±0.003% (FSRに対し)
出力電流:
±5mA(最大)
出力インピーダンス:
100Ω

デジタル I/O (別売のアイソレートデジタル・インタフェース:STP100Cを接続)

チャンネル数:
16チャンネル
電圧レベル:
TTL/CMOS
最大電流:
±20mA(最大)
外部トリガ入力:
TTL/CMOS

サンプリング

最小レート:
2サンプル/時間
最大レート:
200Kサンプル/秒(400K)
トリガオプション:
内部または外部、電圧レベル

電源

アイソレーション:
MPユニット
CE:
EC Low Voltage, EMC Directives
漏れ電流:
< 8μA(Normal) < 400μA(Single Fault)
フューズ:
2A

インタフェース

プロトコル:
UDP (10M ビット/秒)
伝送タイプ:
イーサネット(10/100 Base T)
最大ケーブル長:
100m (LANケーブル)

その他

寸法(mm):
100(W)×110(D)×190(H))(MP160のみ)
重量:
1.0kg(MP160のみ)






 
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