APP Note271 − 別々のコンピュータにB−AlertとMP150を同期する

このアプリケーションノートでは2つのコンピュータで実行しているMP150システムにB-Alertシステムを同期するためのハードウェアとソフトウェアの設定に関して説明します。

 

基本概要

1. UIM100Cの前面にあるアナログ出力(A0)ポートに3.5㎜フォンジャックコネクタを接続し、B-AlertシステムのECG入力につなぎます。

2. MP150システムとAcqKnowledgeソフトウェアを設定してください。

3. MP150用コンピュータ上のAcqKnowledgeソフトウェアで:[MP150]>[Set Up Stimulator]を選択し、パラメータを設定してください。

4. B-Alert用コンピュータ上のAcqKnowledgeソフトウェアで:[B-Alert]>[Set UP Channels]を選択し、アナログチャンネル1(A1/EKG)の”Acquire”と”Plot”にチェックしてください。

5. B-Alertシステム用のAcqKnowledgeソフトウェアで[スタートボタン]をクリックしてください。

重要:必ずMP150システム用のAcqKnowledgeを開始する前にB-Alertシステム用のAcqKnowledgeを開始してください。

6. MP150システム用のAcqKnowledgeソフトウェアで[スタートボタン]をクリックしてください。

7. B-Alertのデータをよく見てください。負と正のスパイク*が表示されます。(より良く見るために必要であれば、CH1を縮小し、追加のチャンネルを非表示にしてください。)

*EKGチャンネルによって適用されるフィルタリングにより、矩形波がB-Alert波形に表示されます。必要であれば、正確な表現の代わりにAC結合された正弦波を使用することができます。

8. データの記録完了後、刺激が発生したB-Alertグラフの先頭に戻ります。

9. 刺激前の全てのデータにハイライトをして[Edit]> [Clear All]を選択してください。

10. 以上で、MP150のデータはB-Alertのデータへ同期が完了しました。(MP150のデータファイルの「0」の時点はB-アラートのデータファイルの「0」の時点と等しくなります。)

 

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