APP Note 101 − トランスデューサのキャリブレーション及び信号の再スケーリング

AcqKnowledgeソフトウェアでは、ユーザーが取得されているアナログ信号のスケールを変更することが可能です。単に電圧を測定する代わりに、入力信号はより意味のある単位にスケーリングと名前の変更をすることが可能です。再スケーリング機能は、フォーストランスデューサまたは同様のデバイスを較正するのに使用することも可能なので、測定データはトランスデューサの物理学的測定と一致します。(唯一の必須条件は、取得したデータがアナログ信号であることです。)アナログチャンネルは、取得されたチャンネルの中で最も一般的なタイプであり、連続値を持つデータを取得するために使用されなければなりません。MP150を用いるアナログチャンネル用の入力値のレンジは、±10Vです。

 

  1. 異なる信号の較正や再スケーリングのための様々なアプリケーションや用途があります。以下に挙げる3つのアプリケーションの一般知識は目的到達の支援や、何か問題が生じても解決できる可能性があります。

 

 SKT100Cを用いる皮膚温度測定

 TCI114と一緒にSS14Lを用いる変位トランスデューサのキャリブレーション

 正確な信号測定(増幅した利得設定を反転)

 

  1. 注:このアプリケーションノートでのキャリブレーションおよび信号の再スケーリング手順の詳細は、AcqKnowledge4.0以前を対象としたものです。AcqKnowledge4.1以上においては、選択したトランスデューサもしくはハードウェアに基づいて信号を自動的にスケーリングする[MP150]>[チャンネル設定]>[新しいモジュール機能を追加]の使用をお勧めします。追加でスケーリングの変更が必要な場合は、"[チャンネル毎に表示]>[設定]"のオプションを介して手動で適用できます。

 

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