BIOPAC 基礎医学研究システム 電極用ジェル

電極用ジェル&アクセサリ

電極用ジェル


電極用アクセサリ仕様詳細



ディスポーザブル電極の補充用や、皿電極やアクティブ電極などと一緒に使用するゲルです。用途や、成分で最適なゲルをお選びください。

ゲルは主に、汎用タイプ、接着タイプ、無塩タイプに分かれています。


 電極用ゲル(汎用)
・GEL100 電極用ゲル(汎用タイプ) MRI対応

EL250シリーズの皿電極の導電体や、EL503汎用電極用として使用する非刺激性、低アレルギー性のゲルです。

250g。NaCl(塩)5%含有、0.85mol。





等張ゲル(EDA専用)
・GEL101A 電極用ゲル(EDA専用)MRI対応

非刺激性、等張性のゲルは、主にTSD203皮膚抵抗トランスデューサの導電体として使用します。内容量は114g(〜4オンス)です。

中性のペース素材とNaCl濃度0.5%の生理食塩水から成り、GSR、EDA、EDR、SCR、およびSCLでの使用に適したGELです。

この電極ペーストのモル濃度は約0.05Mで、0.5%の生理食塩水です。生理食塩水濃度は、最終的にペーストで0.05Mのモル濃度となる様に調整されます。この特定のモル濃度は、Fowles (1981)によって推奨されています。


汎用接着ゲル
・GEL102 導電性ゲル(接着タイプ)

Ten20導電性ゲル114g(〜4オンス)。Ten20は、皿電極(再利用可能)と使用するために特別に調合された導電性と接着性があります。

Ten20は、電気信号を安定して記録できる様に高い導電性と、電極を固定するための適度な接着性をバランス良く調整されています。Ten20の特徴は水で落とせ、乾燥しないことです。

多量のゲルを使用しないでください―ゲルを塗った範囲が電極の有効サイズになります。これは電極間距離と電位差を減らしてしまいます。使用後はすぐに皮膚を洗ってください。

NaCl 12.5%含有、2.15mol


強力接着ゲル
・GEL103 導電性接着ゲル(強力接着タイプ)

Tensive伝導性接着ゲル33ml。この安全で非可燃性、無臭のゲルは、el250シリーズの様な電極を皮膚に接着するために、TENS(経皮的末梢神経電気刺激)またはEMG, EEGの様な用途に推奨です。

・ テープによる刺激を取り除けます

・ 塗った直後から高い導電性があります

・ 接着性ゲルとして最適です

・ 低アレルゲン、静菌性、低刺激性

・ 水溶性、水で簡単に除去できます


無塩ゲル
・GEL104 無塩ゲル MRI対応

無塩ゲル 250g(8.5oz)。SPECTRA 360®無塩ゲル。多くの生体電位計測で使用可能な、唯一の無塩および塩化物フリーの導電ゲルです。

無塩ゲルの特性は、電気刺激や長期的なアプリケーションで特に適しています。ですが、EDA、EOG、もしくは緩徐電位などのDC測定においては適していません。

Spectra360は、その他の導電性媒体とはかなり異なります。これは皮膚を濡らすことで動作し、その結果皮膚抵抗を減少させます。

・ 無塩で、ナトリウムイオンの移動がありません

・ 低アレルゲン、静菌性、非刺激性

・ カーボンファイバー電極と使用可能

・ ECGおよびTENSでも使用可能

皮膚処理


電極を貼り付ける前の皮膚表面を整えて、余分な皮脂や、角質を除去することで接触インピーダンスの低下により、安定したデータの記録が行えます。


皮膚研磨パッド
・ELPAD エレクトロードパッド

電極を貼り付ける前に、皮膚表面の汚れや古い角質層を除去し、電極と皮膚間のインピーダンスを下げる効果が期待できます。ELPADは皮膚を軽く研磨して使用してください。ELPADには研磨材パッドが10個入っています。

EDAを計測する際は皮膚表面を研磨しないでください。





皮膚処理剤
・ELPREP 皮膚処理剤

皮膚処理剤114g(-4oz)。EEG、ECG、EMG、EOG、心拍出量、または生体インピーダンス計測時に使用します。

このゲルは研磨剤入りの為、使用時に皮膚をこすりすぎない様に注意してください。

定電圧もしくは定電流刺激装置などの電気刺激用の電極には使用しないでください。

化粧品やローションへの皮膚アレルギーがある被験者には使用しないでください。局所的な箇所へのみ使用してください。

処理を行う皮膚表面にゲルを少量塗布します。皮膚表面に優しくゲルを擦り込みます。皮膚表面や頭皮のゲルで研磨した箇所に皿電極を貼り付けてください。

使用後はお湯で洗い流してください。



テープ・包帯


皿電極を固定するための円形シールや、様々な用途に使用可能なサージカルテープ、脳波計測や、VNGトランスデューサの固定に役立つ包帯などを使用する事で、安定したデータを記録できます。


サージカルテープ
・TAPE1 サージカルテープ [片面]
・TAPE2 サージカルテープ [両面]

アクティブ電極やゴニオメータ等のデバイスを取り付ける際にサージカルテープを使用してください。サージカルテープには、TAPE1:片面、TAPE2:両面があります。



皿電極用円形シール
・ADD204 19mm電極用円形シール
・ADD208 22mm電極用円形シール

ADD200シリーズの両面接着シールは、皮膚にしっかりと皿電極(EL250シリーズ)を固定する際に使用します。

ADD204 外径19mm、EL254及びEL254Sに対応

ADD208 外径22mm、EL258及びEL258Sに対応



自着性伸縮包帯
・WRAP1 自着性伸縮包帯

自着性伸縮包帯は、被験者に電極、VMGトランスデューサ、およびfNIRセンサ等を固定するために使用できます。

・ 100mm×4.5m(完全に伸ばした状態)

・ ラテックスフリー自着性包帯

 
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