APP Note 148 - ECG分析の自動化

心電図(ECG)は、心臓活動の結果として皮膚上の異なる部位間での電位で生じる変化のグラフ記録です。心臓の電気活動は、一連の脱分極と再分極です。脱分極は、電気的に分極される心臓細胞が内部の陰性を失った際に生じます。脱分極の広がりは、心臓全体を交差する脱分極の波を生成して細胞から細胞に移動します。この波は、身体の表面上に配置された電極によって検出することができる電気の流れを表しています。一度脱分極が完了すると、再分極と呼ばれる過程で心臓細胞はそれらの静止電位に戻ります。

 

このエネルギーの流れはECG波の形を取り、最初のP波に続いてQRS波、その後のT波によって特徴付けられます。P波は心房の脱分極、QRS群は心室の脱分極、そしてT波は心室の再分極と関連しています。

 

このアプリケーションノートは、ECGデータの高度な分析(具体的にはP、Q、R、S、およびT波の分析)を支援するために設計されています。このアプリケーションノートでは、R時間、Rの高さ、レート、心拍間隔、Sの高さ、Pの高さ、Qの高さ、及びTの高さを見つけるためのAcqKnowledge/Biopac Student Labソフトウェアの設定方法と、ジャーナルへのメジャメントの貼付け方法を説明します。

 

APP148

 

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